まちづくりや、道路交通の安全確保等に関連した事業のために、場所や期間を限定して実験・評価を行うもので、各種実態調査、アンケート調査などを複合的に行います。
自転車走行空間実証実験は、自転車通行レーンの未整備区間に、試験的に専用レーンを設置して、交通量・車速・駐停車調査、自転車利用者アンケートなど行い、自転車走行空間設計の基礎資料を作成します。また、自動車の効率的利用や公共交通への利用転換を促すTDM(交通需要マネジメント)において、P&R(パークアンドライド、最寄り駅などに車を駐車させた後に公共交通機関を利用)やITS(高度道路交通システム、情報通信や制御技術)運用実験前後の各種交通実態調査を行います。
G空間(位置測位)実証実験は、位置情報を使った観光案内やサービス、災害時の避難ルートの想定などを行うもので、システム利用者や地域住民の意向を調査します。
PTPS(公共車両優先システム)導入区間の運用実態として、バスの走行速度や停留所での発着状況、運用区間での渋滞、信号現示、交通量をビデオ、GPSなどを使用して調査を行います。