あきる野市とドローンの活用促進に向けた合意書締結
~パイロット育成アカデミーや各種調査研究の実施へ~
- 実施概要
- ドローンの活用促進に向けた合意書締結
- 顧客(業種)
- 東京都あきる野市
- 年度
- 2023年度
- 分野
- GDXソリューション
- テーマ
- ドローン
- 都道府県
- 東京都
PURPOSE目的
- 廃校を活用したドローンパイロット育成アカデミーの開催を予定
- あきる野市の公共施設や橋梁の点検、災害対策への活用も視野に
あきる野市とドローンの活用促進に向けた合意書締結
株式会社都市ネットは2024年1月22日、東京都あきる野市と、無人航空機「ドローン」の安全かつ有効な利用促進に向けた合意書を締結しました。
本合意は、ドローンの安全かつ有効な活用の促進に向けた研修・普及啓発や、あきる野市における公共施設の調査・検査などにドローンの活用を進めていくことを目的とするものです。
調印式では、まず中嶋博幸あきる野市長よりご挨拶をいただき、続けて当社の澤口准也取締役社長より挨拶を行いました。合意書の内容についての説明ののち、合意書への署名と取り交わしがなされました。
ドローンパイロット育成研修に加え
公共施設・地域産業への貢献も
今後は、あきる野市や関連団体・企業と連携し、ドローンの安全かつ有効な利用促進に向けた取り組みと進めていきます。
そのひとつとして、あきる野市の秋川渓谷戸倉体験研修センター「戸倉しろやまテラス」を活用したドローンパイロットの育成アカデミー開催を予定しています。この施設は、平成25年に139年の歴史を閉じた旧戸倉小学校の廃校を活用したもので、地域の皆さまのご協力とともに運営されています。自然に囲まれた研修施設において安全な飛行に関する研修を実施し、当社が得意とする産業ドローンに特化したパイロット人材の育成を進めて参ります。
さらに、このドローン技術は、搭載カメラによる撮影や農薬散布、太陽光パネルの点検など、さまざまな産業での活用が期待されています。今後は人手不足が懸念される地域産業の活性化や、公共施設の安全な維持管理、災害対策など、地域課題の解決に資する取り組みも検討しています。
挨拶・事業紹介
【中嶋博幸あきるの市長】
あきる野市では事業者との連携の下、災害発生時の情報収集や、観光分野での市の魅力発信、獣害対策など、さまざまな分野においてドローンの活用を進めております。
本合意書の締結は、ドローンの安全かつ有効な活用促進が目的です。今後、当市の事業におけるドローン活用をさらに進めていきたいと考えております。
【株式会社都市ネット澤口社長】
私どもは、30年にわたり交通・都市計画関連の調査をメインに行って参りました。その中で近年、社会のデジタル化の流れの下、AIの導入やDX化を進める中で、ドローン事業にも取り組んできました。
戸倉しろやまテラスさんの施設を活用して、ドローン技術の普及に加え、地域に貢献できるようなドローンの活用を進めていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。