自転車通行空間整備に向けた
課題及び整備効果についての調査に参加
- 実施概要
- 歩行者・自転車利用者に向けた
アンケート調査
- 顧客(業種)
- 建設コンサルタント様
- 年度
- 2022年度
- 分野
- 調査・研究
- テーマ
- 調査
- 都道府県
- 東京都
PURPOSE目的
- 自転車通行空間の整備効果及び今後に向けた課題の把握
RESULT結果
- 自転車通行空間の実態を数値的に把握
- 自転車通行空間の今後に向けた課題整理
自転車通行空間の整備効果について
・この取り組みは、建設コンサルタント様からのご依頼で行った自転車通行空間に関する調査です。
・自転車通行空間とは、車道の一部を区分した自転車専用レーンや歩道内で自転車に区分されているようなところなど、自転車が通行する空間のことを指します。
・本調査は自転車の通行量が多い場所の自転車通行空間を整備する目的で行われたもので、整備効果の確認及び今後の整備に向けた課題等を抽出することを目的としていました。
現場管理・アンケート調査の重要性
・本調査では、交通量調査及び自転車の利用者に対するアンケートを行いました。また、交通量調査は調査員によるカウントに加え、遠隔でカウントが可能なビデオカメラを設置し、調査の効率化も図りました。
・アンケート調査では、ご回答をいただく方の貴重なお時間を頂戴して実施するため、多くの質問ができない場合は重要なものに限定したり、よりスムーズにご回答をいただけるような設問を設定する工夫も行っております。
・アンケート調査員に対しては、調査の記入方法や対象者へのお声がけについて確認を行い、当日もきちんとマニュアル通りに行っているかを確認し、常に管理を徹底しています。
自転車通行空間の現状を
多角的に把握
・自転車通行空間が整備されたことにより、歩道よりもこの空間の利用者が増えたことが調査結果により明らかになりましたが、一方でまだ歩道を通行する自転車があることも分かりました。
・アンケート結果もお客様のご要望を反映した形で集計表を作成し、納品しました。
担当者の声住みやすい街づくりに向けて
アンケート調査を行ってみると、「自転車通行空間が整備されて走りやすくなった」といった声がある一方で、「路上駐車が多くて通行できない」「車がスピードを出していてすぐ横を通行するのは怖い」などの理由から、自転車通行空間ではなく歩道を通行する自転車も多くあることが分かりました。
データを取りまとめる事により、こうした声が可視化され、さらに住みやすい街づくりに如実に結びついているということには、やりがいを感じます。