駅構内の乗降客数・流動調査
―従来の人手観測からビデオ観測へ―
調査・研究
- 実施概要
- 駅構内の乗降客数・流動調査
- 顧客(業種)
- 開発事業総合コンサル
交通系シミュレーション開発
- 年度
- 2017年
- 分野
- 調査・研究
- テーマ
- 調査
- 都道府県
- 東京都
PURPOSE目的
- 電車の乗降客数や駅構内の流動把握
RESULT結果
- 駅構内の利用状況や人流状況の全体像を把握
- ビデオ調査により業務効率化を実現
駅の利用状況を多角的に調査
本件は開発事業を展開するコンサルティング会社様からのご依頼で実施した「駅の利用状況」に関する交通量調査です。
ホームや改札口、階段・エスカレーターなどの移動手段など、電車の乗降客数のみならず駅の構内各所の人流を調べることで、駅の利用状況や課題の把握を目的としていました。
従来の人手観測からビデオ観測へ
この調査では、ビデオ観測を導入しました。
2017年当時の主な手法であった人手によるカウント調査では、 多数の調査員を混雑している駅構内に配置する必要がありました。
ビデオによる調査を行うことで、駅構内の調査を無人で行うことが可能になりました。また多数の人員を必要としなくなったことから、従来と比べて調査にかかる費用の削減にもつながりました。
担当者の声ビデオ設置作業は終電後の夜間に
始発電車の運行までに多数のビデオカメラを設置する必要があり、慣れない場所での作業に苦労しました。
ただ、こうした従来とは違うデジタル技術を活用した調査手法への取り組みを通して、便利さのみならず調査結果の正確性向上の意味からも高い関心を持つようになりました。
2023年現在では多くの調査現場でAI技術やデジタルツールを幅広く活用しています。
ただし、弊社の最優先事項は正確な調査結果を提供することです。そのために、デジタルツールだけでなく、各調査現場に合わせて様々な調査手法を選択し、人手も含めた最適なアプローチを追求しています。