農業にもスマート化の推進を
ドローン活用による作業効率化と生産性向上の実現
- 実施概要
- ドローンによる農薬散布の代行
- 顧客(業種)
- 農業
- 年度
- 2022年度
- 分野
- GDXソリューション
- テーマ
- ドローン
- 都道府県
- 茨城県
PURPOSE目的
- 農薬散布にかかる労力・時間の削減
RESULT効果
- 1haあたり約10分での散布が完了
- 人材不足から散布できなかった圃場(ほ場)でも散布が可能となり、収穫量も増加した
- 散布しなかった圃場と比較し、病害虫の被害が減少した
ドローンからはじめるスマート農業
農業界が抱える人材不足や高齢化をはじめとする、様々な問題を解決するためのアイテムとして、ドローンが近年大きな注目を集めています。小型かつ飛行の安定性が高いドローンは農薬・肥料散布に有用です。
◇効率性の向上
ドローンを活用すれば、1haに対し約10分で散布が可能になります。また、最近の猛暑下での防除作業は体への負担が大きいため、労働効率を改善するアイテムとしての活用も期待されています。 ドローンの費用は決して安くはありませんが、作業効率化や収穫量・収益の向上、人件費削減などの効果が期待できます。
◇防除効果のUP
ヘリコプターによる散布では難しかった各圃場の個別散布が可能です。 これにより、各圃場の生育状況に合わせた適期防除が可能となり、収穫量の増加につながります。
◇散布品質の向上
ドローンは作物から2m程度の低い高度で飛行散布を実施する為、風が吹いて農薬が別の圃場などに流れてしまう「ドリフト」を低減することが可能です。 プロペラから生じる下方向への強い風(ダウンウォッシュ)により、葉裏や根の付近まで薬剤が届き、害虫を効率的に駆除します。
農薬散布についてこんなお悩みはありませんか?
ヘリでの共同防除では、ご自身の圃場のスケジュールに合わない…
近年の猛暑下での防除作業は体力的に厳しい…
ドローンを導入したいけれど、購入費用が高い…
そんなお悩みをお持ちの生産者様は、ぜひ当社の農薬散布代行サービスをご利用ください。総面積1haからご依頼いただけます。
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ドローンの操縦って難しいの?
様々な質問や不安な点にお答えします。
当社は国産のドローン製造メーカー「マゼックス」の特約店です。購入相談から操縦指導・飛行申請、シーズン前の飛行練習など、購入後のアフターフォローまで総合的なサポートをいたします。また、生産者様の圃場に直接お伺いして行うデモフライトも随時受付しています。
担当者の声日の出と共に作業開始
ドローンによる農薬散布作業は風との闘いです。
風が吹いて農薬が別の圃場等に流れてしまう事を「ドリフト」といいます。
ドリフトを絶対に起こさない為、比較的風が穏やかな朝に作業を実施します。
作物の成長具合を見ながら適期散布をする為、散布が重なる時期は時間との戦いにもなります。
その為、パイロットは毎朝3:30に起床し、まず風・天候をチェック、薬剤の準備やドローンの飛行前点検をして日の出とともにドローンが離陸します。
普段とは違う生活・業務リズムで大変な面もありますが、生産者様からの「楽になった」「助かった」「また来年も」の声が聞けると、大変な思いをしてもやって良かったと感じられる瞬間です。