ちびっこ集団で現場は大混乱!?
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都内の私鉄某駅にて、改札口や駅舎出入口、自由通路等の利用実態(通行量)を調査中の出来事です。
駅舎や駅前広場の利用実態はもちろん、道路や交差点などの歩行者・自動車の利用実態の観測は、いわゆる”通常時(平均的な)”の状況を計測し、そのデータを用いて施設計画等に利用するのが原則です。
その為調査を計画する場合は近隣施設や学校等でイベント が開催されていないかを確認して調査日を設定するのですが、すべてのイベントを把握することはできません。

そしてこの日は、近隣の幼稚園にて電車を使った遠足が予定されていた模様。
行き帰り合わせて600人余りの園児、引率の先生が改札に殺到するという特異日に巡りあってしまったようです。
つまり、600人余りのちびっ子たちは、図らずもデータノイズ(異常値)の要因になってしまったのです。
さて、この緊急事態を現場監督として把握したスタッフは、直ちにクライアントに状況の説明を行い、データ処理をどうすべきかを確認。
また、調査手法としてビデオ撮影を行っていたため、まずは園児たちの人数を分別し集計可能なことを報告し、その結果をもってデータ処理の方針を決めることを提言いたしました。
・調査中、常に現場管理に携わっていたスタッフの的確な判断
・ビデオ調査の記録映像による現況再現とデータ再現の正確性
この2つによって調査は事なきを得たのでしたが、担当スタッフは肝を冷やしましたね。
それにしても300人もの園児の襲来ですから、現場はさぞ楽しげな雰囲気で周囲も笑顔につつまれていたことでしょう♪
こんな可愛いノイズなら歓迎ですけどね♪