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こんにちは、ドローン・スマートモビリティ担当の吉野です。
突然ですが「自動運転」と聞くと皆様はどんなイメージを持たれますか?
最近は、街中やニュース等でも目や耳にする機会が増えてきたと思います。
私は最近の業務で、「自動運転バス」に乗車しての調査を実施してきました。 その時に乗車したのはNAVYA社(仏)が開発した「ARMA」という自動運転バスです。
このバスに乗車して最初に驚くのは通常の運転席・ハンドルがないことです。
とはいえ、ドライバーの監視を必要とするレベル2での運行のためドライバーは乗車しています。
ではどうやって運転しているかと言うと・・・
Xbox(ゲーム機!)のコントローラーを使用して操縦しています。
私はボタンの数が少ない、いわゆる”ファミコン世代”の人間のため、ボタンが多いコントローラーには拒否反応が出てしまいますが、
若い世代の社員に聞くと「これなら自分でも運転できるかも」という言葉に、世代のギャップを感じてしまいました。
肝心の自動運転の性能はというと、ルートのほぼ9割を自動運転しています。
現在では信号や道路の状況と連動した運行、「信号協調」「路車協調」の実験も進んでおり、一定の条件付きで運転を全てシステムが担うレベル4、完全自動運転のレベル5への道を確実に進んでいると感じた業務でした。