日本人の心象風景
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現地踏査で訪れた東京都港区の六本木。
流行の発信地、繁華街の代名詞でもある赤坂・六本木地区も表通りから生活道路に入ると、その一角には緑につつまれた神社や仏閣が現れます。
この日出会ったのは赤坂氷川神社。
静寂で厳かな雰囲気に心が洗われます。
境内に入ると、御神木の先には料理人が使い古した包丁を納める包丁塚。
すべての自然に神が宿り、あらゆる道具に感謝をささげる供養塚です。
原初より変わらず続く祖先の心象、信仰心に触れたひと時でした。
その神社から少し歩いて、六本木交差点の少し手前にある新劇の劇場。
1階にあるブリティッシュパブで、ビールを飲みながら待ち合わせとかしたなぁ~等と思い出に浸っていたのですが、なんと2025年4月末で閉館のお知らせが…
戦後の演劇を牽引した、歴史ある劇場のひとつが消えてしまうのは寂しいかぎりです。